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電子レンジ・オーブンレンジの選び方
必要な加熱方式を見極める
現在、電子レンジは1万円以下~15万円と実に価格幅が大きいのが実情です。この価格差でいったいどのような差があるのでしょうか? それは、基本性能を左右する「加熱方式」です。これらの加熱方式の性能が高いほど、高性能機種となり価格もアップします。
現在の電子レンジには、大きく3つの加熱方式があります。製品は、これらの組み合わせにより、次のように分類されています。
1つめ、単機能レンジ。マイクロ波だけ搭載されている、いわゆる電子レンジ。「あたため以外の機能はいらない」という人なら、価格が安いので検討の価値はありますが、出力やあたため具合を感知するセンサーなど、基本性能は低いものが多い。現在は、機種がかなり少なくなっています。
2つめ、オーブン。加熱した空気によって焼く方法。最近では、大半の機種に搭載されています。ヒーターの熱をファンで送り、庫内の温度を高温にする「強制循環式」は上位機種に、庫内上下にあるヒーターからの輻射熱で食品を加熱する「上下ヒーター式」は低価格帯に多く採用されています。
3つめ、グリル。ヒーターの熱で直接焼くこと。ヒーターを利用しているのは変わらないのですが、庫内全体の温度を上げるオーブンとは別の加熱手法となります。魚や肉に焦げ目をつけながら一気に焼き上げる料理に利用します。グリル機能は、オーブン付きには必ず搭載されています。
電子レンジ・オーブンレンジの選び方